Facebook にシェア
Pocket

今回は鍵山先生にインタビューしています

内容自身はM3に掲載させていただいています。

 

今回も勉強になりましたが、前回の原稿と同様地域の差を感じることができます。ウエストバージニア州(WV)は、アメリカ本土の州の中で最後に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が確認された州であり、今も他の州に比較して、患者数が非常に少ないと考えられます。そのような状況でのインタビューでNYなどとのコントラストが重要だと自分は思っています。

 

M3の原稿の最後の水野コメントは掲載しておきます

水野の感想としては、今回のCOVID-19において、地域の差や準備の差がかなり激しく表れていると思います。これは日本だけではなく、アメリカでも同様です。いったん症例数が増加し始めると医療リソースが不足しますが、それまではむしろ、どの患者にどのように対応するべきかという、違うジレンマに陥ることが分かります。こういう場合に、システムの作り方、および指示への従う協調性などは米国から学ぶべきところがあるように再び感じました。特に、院内での暴露軽減のための電話診察などは、日本でも今後検討してゆくべきオプションの一つでしょうし、一部の集中治療領域ではトライアルをし始めているようにも伺っています。これをハイリスクグループで実践するのかなど、考えることはたくさんありますね。

東京も患者数の増加に伴い違うフェーズの対応を求められるかと思いますが、その他の地域も段階を経た対応を求められることが多いかもしれません。さまざまな地域の情報共有が必要だと思うので、引き続きまた報告させていただきます。鍵山先生の最後のコメントにもあるように、医療従事者自身の感染予防ほど大事なことはありません。皆さんも本当にお気を付けてください。

勉強になったポイント・特徴

  1. フェローやレジデントは入院患者とも電話で診療!
  2. 実際に患者のラウンドをするのは治療決定権のあるアテンディング!!!!

 

過去のものはこちら

NYの状況

 

カナダの状況

 

Facebook にシェア
Pocket