パネルデータ

よく、経済学の論文やDiscussionを聞くとパネルデータという表現が出てくる。循環器学会の学会ではほとんど聞かれない用語である。ただ、そんなに特殊なものではなく、

同一の対象を継続的に観察し記録したデータ

のことを指すようです。時系列を持つデータということで、よくある線形混合モデルの対象になるようなデータですね。

上のリンクにある、北村 行伸先生の解説は結構わかりやすくて、ただそういうデータという特徴だけではなく、経済学的な内生性を含んだ解説はなるほどなぁと思いました。

特にバイアスを固定効果の中に組み込むということで推定値を正確になるというのはまぁデータの観点からはそういうことはわかりますね。表現の違いが面白いなぁと思いますが。