COVID関係
さて、循環器疾患とCOVID-19に関してかなり情報があふれだしてきたので
そろそろまとめ時かと思いまして、こちらにまとめてゆきたいと思います。(2020/4/8)
目次
まず学会関連プラットフォーム
日本循環器学会のホームページにもCOVID-19関連情報リンク集
ACC(American College of Cardiology)はここはかなり早期の2月から積極的にBulletinなどをアップされており、今はかなり大きなサイトに発展しております。
もちろん情報がないPhaseではACSのPlaqueについていきなり言及してたり激しめにせめてましたが、今は中国とのWebinarを含めてかなり情報が整理されています。
本日にもACCのWebinar3回目があると思いますので循環器内科医はチェックですね
COVID-19 Content: An AHA Compendium
何かあればAHA( American Heart Association )というぐらい皆さんがよくご存じのAHAです。(BLS, ACLSで有名ですよね。)
AHAは実は一般向けもかなり情報が豊富でNEWSが特徴かもしれません。
そのAHAが今回は比較的会員向けのWebsiteを作成しています。ただ、ややACCに出遅れた感はありますが、非常に勉強になります。
ACCをかなり意識してかFeatured Videosなどもありますので是非。
ホームページに学会名をつけないのがESC流ということで、European Society of Cardiologyです。ESCの豊富な国の優位性を生かして、ちょっとアメリカとは趣向の違う感じの動画が仕上がってます。(AHA,ACCもヨーロッパの国の動画が先行した感染者から重要なのですが、面白いです)
とりあえずひたすらOther Resourcesのリンクが多いです。
Guidance from the CCS COVID-19 Rapid Response Team
相変わらず独自路線のCanadian Cardiovascular Society。カナダは結構循環器領域では独自のガイドラインなど興味深いのですが例にもれず今回も独自路線を貼ってます。(臨床現場ではAHAなど参考にしてたりするようですが、、)
そのほかの学会
Society for Cardiovascular Angiography and Interventions.いわゆる米国のカテーテルの学会です。
とりあえずACSに対してどうするの?ってところでThrombolysis firstがでるなかHigh riskとLow riskに分けたってことは知っておいてもいいかと思いました。
これが結構有効あるだったと思います。
実際に日本の心エコー図学会のサイトでも公開されています
蘇生関係
とりあえず、もともとはUKの蘇生協会からの報告(Resuscitation Council UK Statements on COVID-19R (Coronavirus), CPR and Resuscitation )が大量に出た後、
・英国蘇生評議会:救急および市中におけるCPRおよび蘇生に関連したCOVID-19に関するステートメント(英語)
・英国蘇生評議会(Resusitation council UK; RCUK)のCOVID-19(新型コロナウイルス)、CPRおよび蘇生に関する声明(英語)
・英国蘇生協議会の医療機関におけるCPRと蘇生に関するCOVID-19に関する声明
しばらく沈黙を破って、一気に今蘇生の声明が多発しています。これは非循環器にも重要なので本家にぐらい目を通していてもいいかなと思いました。
COVID-19 CPR & Resuscitation Resources
Cardiovascular Considerations for Patients, Health Care Workers, and Health Systems During the Coronavirus Disease 2019 (COVID-19) Pandemic
循環器のまとめとしては、3月末時点ではこれが最強でした。Twitterでも紹介しましたが、筆頭著者も若い。JACCのCardiovascular diseaseのまとめレビューです。
また時間できたら作ります。